昨日より強い気持ちを持って名古屋の探偵へ電話をかけると、昨日とは違う声の女性が応対してくれた。
これは期待できる？
しかし、返ってくる答えは、昨日と全く同じもの。
やはり、その名古屋の探偵の価格的なことも何ひとつ教えてもらえなかった。

まだ、どうするかも決めていないし、御社に信頼が持てないと、断ったうえで、相談担当者から連絡をもらえないか？と、携帯番号を教えた。
万一、旦那さまの帰っているときに電話がかかってきても困るので。

さすがに、これには応じてくれたのだ。
相談担当者なら、値段的なこともわかるに違いない。

電話を切って、かなり早くに携帯が鳴る。
もしかして、隣りで聞いていたんじゃないか？と疑いたくなるような早さ。
今度の相手は、かなり年配そうな声をしていた。
もしかして、母親と同じかそれ以上の年齢だと推測される。
これは頼れるんじゃないかという、期待すら持ってしまうような。

でも、ここでも値段は全く教えてもらえなかったのだ。
ただ、詳しい話しを聞くだけ。
詳しく話せば価格を教えてもらえると思っていたわたしは、聞かれるがまま、頼れるのか、頼れないのか分からにあ探偵に今の状態を説明してしまった。

なのに、探偵の調査価格については全く教えてもらえなかったのだ。
詳しい話しを聞かせてもらえたし、今度は探偵の調査担当と相談して、後日お見積りを出します、とのこと。

わたしはしぶしぶ了承して、翌日、自宅から少し離れたところで、名古屋の探偵と会う約束をしてしまったのだ。
最初に電話をした若い事務員では、なんとなく反発しか持てなかったように思うが、年齢が上なだけに、妙な説得力があるような気がする。
実際に会ってみれば、いろいろ相談にも乗ってもらえそうな気もしてしまったり。

やはり、話し方って大切なんだと思いました。